6/2(金)第17回朝活「女性の心をととのえる」建長寺 高井 元総長

6月2日の朝活では建長寺の元総長として東日本震災後の「復興祈願祭」を実現なさった高井氏をお迎えし、お話を聞きました。
ユーモラスな語り口、飾らぬ温かいお人柄で終始温かい雰囲気が流れていました。
女性の集りにお招きいただき「嬉しい」とリップサービスをいただきましたが、ご住職というお立場からも「檀家さんとの良い関係は奥様あってのこと」と、家庭や仕事で様々な役割を担う女性の存在はとても大事であるとのお考えです。

今回のお話のテーマは「疲れない生き方」ということで、まずはお気づきになった点をポイントでお話し下さいました。
・生命感が大事。生命観とは自分で作りだし、組み立てる自分の問題
・どうやったら自分が喜びを感じられるか=相手にも喜びになっているか
・「今あるもの(材料)」を大事にしていくこと。材料を自分の土俵に入れ、常に目を配り、気にかけていること。
・見返りを求めない。求めているなら「求めている自分の存在」に気づくこと

★「ありがたさに目覚める」
禅の問「せっかく人間に生まれたのに、人間として果たすことをやっているか?」
これを解きほぐすと「自分の存在のありがたさに目覚める。尊さに目覚める」ということなのではないか?
ただ、物事は「感じても、その持続性がない」。例えば歯が痛くなると歯の存在に気づくが、痛みが消えれば忘れてしまう。
ではどうすればよいか?→「頭で理解しておくと良い」
たとえば、目、耳、口、鼻、体、心。使えること、感じることが「あたりまえ」と思っているが、実は当たり前ではない。
普通に使えることの不思議さ、ありがたさを「頭で受け止める」
ありがたさを受け止めるとそれを活用できるようになる

★悟りと命のお話
悟りとは「気づき」(マインドフルネス)=自分が何をしたら良いか、自分のありよう。
修行僧は日常生活という修行の中で悟りを開く。
肉体と心を使い、生活を通じて総合的にやってみて どこかで「気づく」
<問>
「では、自分が悟りを開いたら、他の生きとし生けるものをどうしたら救えるのか?」

という問から、「命」のお話になりました。
自分の命は自分で作っているわけではない。
地球は1個の命から始まった。命は共通の祖先のもとにある。木も草もみんな親戚。
私たちは他の命を頂いて今ここにある。食べ物だけでなく、衣食住すべて「命」が姿を変えたもので、それをもらって生かされている。
ではどうしたら良いのか?

<答>
今 自分がしていることのお返しをする。
ではどういう風にお返しをしたらよいか?→相手を幸せにしているか?
幸せになって欲しい思いを持てているか?ということが大事。

最後に

今回はリラックスした空間でお話をおうかがいしたく、伊藤直子さんによる「朝の紅茶」とカフェリエッタ本多理恵子さんによる「建長寺で採れたハチミツ」を使ってのお菓子をご用意いただきました。
計16名(全員かまフル会員)の参加となりました。

2017-06-03 | Posted in 朝活・勉強会No Comments » 

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